あえて今だからこそVHSビデオカセット
VHSビデオカセットテープ。
昭和から平成にかけて、ご家庭のお茶の間に必ずあったビデオデッキ。
ブラウン管テレビとビデオデッキのコンビ。
沢山のテレビ番組や映画を楽しみましたよね。
しかし、時代は進み…、液晶テレビが全盛を誇る現代2022年。
液晶テレビの解像度は1080Pはもちろん、2K、4K、8Kと高画質化していっています。
昭和の映画も解像度を上げて対応した物がブルーレイで発売されていたりします。
ですので、映画DVDやビデオカセットは激安にて中古販売されています。
当時1万円ほどした映画のビデオカセットも100円ほどで売られています。
それは当然ながらビデオデッキ自体が数少なくなっているニッチ層になっているからだと思います。
時代と共に消えていきそうなビデオデッキとビデオカセットテープ。
私は最近、VHSビデオテープを集めています。
子供の頃に買えなかった、オリジナルビデオアニメのビデオカセットテープ。
それが今なら手軽に買える激安品なのです。
画質はもちろん解像度が低くて、今の基準からすると見づらい物なのですが、
ブラウン管テレビとビデオデッキの組み合わせで見ると、結構キレイなのです。
ブラウン管テレビ自体が解像度が低く、液晶テレビに比べるとボヤけているからこそ、
VHSビデオテープでもアラが見えないのです。
ですので、この組み合わせで見ると、今でも凄く楽しめます。
そして子供の頃に欲しかった物を手に入れる喜びがあります。
しかし、すこしづつ怪しい雰囲気になっていきています。
極一部の映画ビデオカセットが高額化してきているのです。
それは限定版であったり、少数生産の物だったりするので、
私が欲しい物ではないのが救いではありますが、
今後どうなるかは分からない状況です。
ニュースで見たのですが、大手レンタル店がVHSレンタルを復活させたとの事。
まだニッチ層に需要がある物だというのが分かりました。
(そのレンタルは、DVD化orブルーレイ化されていない映画がメインのようです)
VHSの魅力は収録されている映画などの映像だけではないと思います。
ジャケ買い。
ジャケットが今の物に比べて大きく太いので、所有した時の重みがたまりません。
絵も当然ながら当時の物のままですので、その時代の流行した書体やデザイン様式も楽しめます。
レコードを集めている人と同じような感覚です。
レコードもジャケットが大きくて部屋のインテリアにしている人も多いようです。
ビデオカセットも同じようにインテリアとして飾るのも楽しいです。
ではLDは?
レーザーディスクはレコードのように大きいジャケットが魅力なのですが、
ビデオデッキに比べてレーザーディスクデッキは敷居が高いのが難点なのです。
中古品の数も少ないですし、修復するのも難しい印象があります。
ビデオデッキなら今もまだ大手ハード系中古ショップで沢山売られていますし、
修理もノウハウがユーチューブに沢山あります。
ですので、デッキが故障しても何とかなる気がします。
今の高解像度の時代にVHSビデオテープの低解像度を楽しむ。
昭和レトロをのんびり満喫するのも良いですよね♪
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